近年、飛躍的に進化した人工知能は、所与の目的の中で処理を行う一方、人間は、みずみずしい感性を働かせながら、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかなど の目的を考え出すことができ、その目的に応じた創造的な問題解決を行うことができるなどの強みを持っている。

こうした人間の強みを伸ばしていくことは、学校教育が長年目 指してきたことでもあり、社会や産業の構造が変化し成熟社会に向かう中で、社会が求める人材像とも合致するものとなっている。

 平 成 2 8 年 6 月 2 8 日
教 育 課 程 部 会 教 育 課 程 企 画 特 別 部 会

プログラミング教育の必修化が2020年度にはじまりました。プログラミング教育の一番のねらいは「プログラミング的思考」を育むことです。では「プログラミング的思考」とは何なのでしょうか?

文部科学省によると以下のように述べています。

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自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
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出典:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」より