近年、飛躍的に進化した人工知能は、所与の目的の中で処理を行う一方、人間は、みずみずしい感性を働かせながら、どのように社会や人生をよりよいものにしていくのかなど の目的を考え出すことができ、その目的に応じた創造的な問題解決を行うことができるなどの強みを持っている。

こうした人間の強みを伸ばしていくことは、学校教育が長年目 指してきたことでもあり、社会や産業の構造が変化し成熟社会に向かう中で、社会が求める人材像とも合致するものとなっている。

 平 成 2 8 年 6 月 2 8 日
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