
📘 対象となるマニュアルの紹介
以下のマニュアルは、法人運営の質と安全性を保証するために整備されています。
本コースでは、これら全ての内容をeラーニングで学び、小テストを通して理解度の確認を行います。
① 感染症対策
利用者・職員を感染症から守るための予防策、発生時の対応、隔離・消毒手順、保健所への報告など、施設運営に必要な感染対策の基本をまとめています。
② 虐待防止
虐待を未然に防ぐための考え方、リスクのある場面の把握、職員の禁止行為、虐待疑いが発生した場合の通報・記録手順、第三者委員との連携方法について記載しています。
③ 緊急時対応
急病、けが、事故など緊急事態発生時に、職員が迷わず迅速に動けるよう、初動対応、医療機関への搬送方法、連絡体制、記録の取り方などを定めています。
④ 苦情相談
利用者・保護者からの苦情や相談を公平・迅速に対応するためのフロー、記録様式、第三者機関への案内など、信頼関係を維持するための仕組みをまとめています。
⑤ 災害時対応
地震・火災・風水害など非常災害発生時の行動基準、避難判断、避難場所、利用者の安全確保、通報手順、連絡体制を整理した、災害時の基本となるマニュアルです。
⑥ 事故防止
事故を未然に防ぐための視点やチェックポイント、危険場面の想定、職員の行動基準、重大事故を防ぐための環境整備の方法などをまとめています。
⑦ 身体拘束ゼロ対策
身体拘束や行動制限を行わない支援の考え方、代替手段の例、職員の倫理、拘束を防ぐ環境調整、虐待防止との関係性について記述しています。
⑧ 感染症BCP(事業継続計画)
パンデミックなど感染症が大規模に流行した際に、事業を継続するための体制や優先業務、役割分担、職員配置、連絡体制、最低限維持すべき支援内容を定めています。
⑨ 自然災害BCP(事業継続計画)
地震・風水害など自然災害発生時にサービスを継続するための計画。被害想定、役割分担、復旧手順、関係機関との連携、最低限の運営体制などをまとめたものです。
⑩ 消防・防災訓練計画
職員が定期的な避難訓練・消火訓練を確実に実施できるように、年間スケジュール、訓練内容、役割、振り返り方法、記録手順を規定しています。
⑪ 安全計画
利用者の安全を確保し、事故やトラブルを未然に防ぐために、環境整備、リスク管理、衛生管理、職員体制、定期点検の方法などを体系的にまとめた計画です。
⑫ 合理的配慮
ひとりひとりの障がい特性に応じた配慮方法、支援時の注意点、家族や関係機関との連携、差別を防ぐための考え方など、合理的配慮の基本方針と実践内容を整理しています。
📘 本研修で目指すもの
- 全マニュアルの理解度を定期的に確認
- 支援の質と安全性の向上
- 実地指導で求められる研修要件の確実な履行
- 職員全員が事故・災害・緊急時に迷わず行動できる体制づくり